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今日から始める健康茶活~抹茶の効能~

抹茶や緑茶は健康に良いと言われているけど何に効果があるの。

昔から親しみ飲んできた抹茶の健康効果を知ってみたい。

抹茶や緑茶を飲んでいるせいか肌が綺麗、若いと言われる。

今日からお茶生活始めたい!その前に効果を知りたい。

何気なく普段から抹茶や緑茶を飲用しているとする声は多く聞こえます。

食後に食前に、外出中と飲んでいる、飲んでいる人を見かけたりすることは多いと思います。

その抹茶や緑茶の健康効果は「スーパーフード」と諸外国から称賛され、モデルなども飲んでいるとされています。

では、昔から我々日本人に親しみ飲まれていた抹茶や緑茶にどのような成分が含まれており、また効果が見込めるかお話をいたします。

含有の成分とその効果について記します。

一 カテキン

茶カテキンとも呼ばれるお茶の渋みのもととなるタンニンの主成分であり、ポリフェノールの一種であります。カテキンの活性酵素除去や抗菌消臭効果は近年注目されました。

タンニン成分EGCG(エピガロカテキンガーレート)の抗癌作用を証明した埼玉県立がんセンター副所長の藤木博太医師らグループは茶一杯に百mgのEGCGが含まれているお茶をマウスに投与三ヶ月したところがん細胞が三分の一に抑えられたとする研究を発表しています。人であればEGCGをお茶から一グラムを摂取するとがん細胞の消滅や抑制に大きく作用し、がん発症の予防になります。また、同医師は制癌成分は全臓器への到達可能性を日本がん学会にて発表していることから、身体全体への制癌作用があることがわかります。

茶葉タンニンのカテキン類は冷水には難溶で熱湯などでは可溶であるため、その渋み成分の溶け出しには差があります。そのため直接的効果を期待する場合は粉末状の抹茶を摂取することが効能効果の発揮には適していると思われます。

・抗酸化作用 ・血中コレステロールの上昇抑制 ・血圧 血糖値上昇抑制 ・抗アレルギー

・体脂肪蓄積抑制 ・抗菌 ・消臭 ・癌予防 ・抗ウイルス ・新陳代謝促進 ・美容効果

二 テアニン

アミノ酸の一つで、お茶の旨味を引き立たせ形成する成分であります。心身ともにリラックスを感じさせてくれる効果もありますので、精神安定の一助となります。

・リラックス効果 ・精神安定 ・うつ症状の緩和 ・アロマテラピー効果

三 ビタミンC その他のビタミン

色素沈着を抑える働きから美白美容成分としても認められている成分であり、体の中で発生する活性酵素を抑える、除去する働きがあるビタミンCでありますが、お茶一杯成分中での含有量はさほど多くないためビタミンCの効果を感じることは少ないと思われます。

ビタミンCのダイレクトな美容効果を期待する場合、一日1000mg~2000mgを摂取する必要があります。しかし、抹茶や緑茶にはビタミンC以外のビタミンA、ビタミンE、ビタミンB系も微量含まれているため相乗の効果を期待できます。また、抹茶は粉末状で飲むことから成分の効率的な摂取方法となります。

厚生労働省の発表する一日摂取量は100mgでありますからさほどに過剰摂取する必要はありません。厚労省発表算定の量の百mgは壊血病を防ぐ目的でありますから、健康効果をビタミンCに期待する場合、800mg~上限1000mgが妥当となります。この数値を取り込むには普段の食事でも不可能でありますから、サプリなどに依存しなくてはいけなくなります。

・抗酸化作用 ・癌予防 ・免疫強化作用 ・色素沈着の抑制 ・コラーゲン生成

四 カフェイン

お茶の苦味成分の形成に関与しているといわれる成分であり、覚醒効果や眠気防止などの効能は僧侶の修業の助けとなっていました。現代においてもカフェインの覚醒機能を大いに生かされています。

カフェインには利尿を促す作用が強く作用するため、体内の毒素を排出する手助けとしても効果を発揮します。最近の研究ではカフェインのみの多量摂取はカフェイン中毒やカフェイン依存症の発症を促すとする研究報告もあるそうです。お茶中のカフェインはその他の主成分との相性も良く、緩和されるため良い効果のみ期待可能です。

・覚醒作用 ・眠気防止 ・代謝促進 ・疲労回復 ・利尿作用

五 ミネラル

カリウムやカルシウム、リン、食物繊維など、抹茶には多くのミネラル成分が入っているとされています。ミネラルもカフェイン同様利尿作用がありますので毒素の排出に効果的です。

・肝機能改善 ・癌、糖尿病、心疾患予防効果 ・便秘防止 ・利尿作用 ・毒素排出

六 サポニン

お茶の渋みや苦味に関与しており、特に抹茶の泡立ちに深く影響を持っている成分でありあります。植物の根や葉、茎などに含まれているとされています。

お茶を点てる際、泡を良く立てるということは渋みや苦味を分離させて緩和するためとも考えられます。

・抗酸化作用 ・免疫力向上 ・肥満予防 ・血液改善 ・肝機能向上 ・咳や痰を抑える

このようにたくさんの効果が見込める抹茶や緑茶でありますが、基本的に必要なのは心身ともに喜ばせ、体内環境を常に整えることであります。成分に期待するのではなく、体内環境の清潔さが美容や健康効果にも影響を及ぼすとする理解の方が良かろうと思います。

プラシーボ効果について少々お話をいたします。

プラシーボ効果とは「偽薬(本当の薬ではなく事実効果のない成分)を投与したにも関わらず、症状が和らいだり、回復する現象」の事を示しています。医療用語から生まれた語ではありますが、元の語源であるラテン語では「喜ばせる」とする意味から来ているとされています。

効果を引き起こすメカニズムは脳が関係しており、ベン・̪シャナン博士の研究では、脳の報酬中枢の機能するところに焦点をあて実験を行ったとされています。報酬中枢とは「自己の欲求が満たされた時や満たされるプロセスであることが分かった時に活性化して、快楽を与える」とする神経系の一種です。

実験内容は、マウスの報酬神経を薬で刺激したあとで病気に感染させると、マウスの体内での菌の繁殖が抑えられ、薬の投与前よりも免疫系は活性化したとされています。

「期待や快楽、喜びは、人の免疫系を活性化させる」ことが立証されたものであります。

お茶の成分も薬理的に効果を期待した場合、直接病気治療に充てられる薬と比較するとさほどの効果は見込めません。しかし、そのお茶を飲む行為そのものには人を喜ばせる働きがあるため、免疫力向上に作用しているといえます。

それらお茶の持つ報酬神経への刺激そのものが人の元気で健康さを誘発し、身体全体にもたらせる薬理的効果を生んでいるとも理解されます。そして、そのプラシーボはお茶のもつ成分をより強く活性化しているとも考えられます、

また、プラシーボ効果を理解した上でも、効果を発揮すると言われています。何故なら人の報酬神経は対外事項の理解や記憶上では左右されない神経系であるからです。

亭主七分八分の喜び、客二分三分の喜びともいわれるお茶事などではその効果が強く見込まれます。また、信じる気持ちが+効果を発揮いたします。

お茶は自分を信じること、相手を信じることも必要不可欠な要素としてもっています。お茶の先生が美しいと見えるのもお茶に対する信頼から生じる先生個人の心の働きであると思われます。

お茶の先生が元気、健康で美しいと見える理由は抹茶成分を長く摂取しているためとも言えますが、先生の内から生じる心の美しさが外にも現れ、その行う所作から見えるのではないかと日頃多くの先生に触れている私は思っています。長く培ってこられたその心と作法所作の美しさが多くの人を引き込むのです。

成分的な期待を求めるよりも茶道を習い、心を育て、美しい所作や作法を学び、楽しく成分も摂取して、日常生活にお茶を生かすことがゆくゆくは周りの人から「美しい人」と見られる要因になるのではないでしょうか。

お茶を習うということは誠の意味においての美しさの体現の一歩となるはずです。

未来は家族や孫に「おばあちゃん若くて綺麗だね」「おじいちゃんかっこいいね」と呼ばれるはずであります。周りの人には「あの人はお茶をしているから綺麗、かっこいい、元気、若い」と注目されます。

いつなん時でもお茶を習い、同日からお茶を生かすことは一つ心がけで可能であります。茶道は人間的成長を待つものでありますから。早い、遅いは関係ありません。

今日から私たち北茶と健康茶活を始めてみませんか。いつでもお待ちしています。

健康茶活 心より生ず

佐々木宗芯

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