北海道茶道文化振興協会は、我が国の文化として古来から伝わる茶の湯を流派や人々の垣根を超え、茶の湯文化の先を見据えて振興普及し、北海道から日本文化と他文化が手を携え、共に歩んでいくことを願い創立された会です。
北茶という名称は、すべての人々からお茶を飲みに「きたさ」と言われるような協会を目指してつけられました。
「本を無為とし、常に茶の道をなして他がためを為さん」の三友庵の教えと共に「私にはお茶がある。あなた様にもお茶がある。みんなにもお茶があり、みんなそろって茶を成就した。それで良いではないか。」という宗芯の心がみんなと一つとなり北茶の理念として存在しています。「茶の湯」に包蔵されている美しい心や善性・精神性を皆で探求し、深く広く自覚して、今に生かします。古に学び「今」に生かし未来により洗練された茶の湯文化を後世に残せますように精進します。
和敬の先にある静寂さを求め。